Covid-19はARDS(急性呼吸窮迫症候群)に進行すると致命的

Covid-19はARDS(急性呼吸窮迫症候群)に進行すると致命的

鼻か口から新型コロナウイルス
を吸いこむ

ウイルスが肺の肺胞の中へ



マクロファージがウイルスを貪食

マクロファージからインターロイキンなどの
サイトカイン

サイトカインが脳の血液脳関門の手前まで流れる

サイトカインによってプロスタグランジンE2

プロスタグランジンE2が視床下部の

体温調節中枢に作用すると
発熱

ウイルスを貪食したマクロファージは

表面にMHCクラスⅠで抗原提示

抗原提示細胞がリンパ節でTリンパ球を活性化

ウイルスの抗原に対する特異性あるTCRを持った

Tリンパ球(エフェクター細胞)が分裂増殖

増加したTリンパ球はリンパ節から出て、胸管を経由して

全身の血管へ流れていく



マクロファージが出した
サイトカインによって
リンパ球が集まる

ウイルスが感染した肺胞上皮細胞などをみつけると

細胞傷害性T細胞はそれを攻撃する。

細胞傷害性T細胞から放出された

パーフォリンが細胞に孔をあけ、

爆弾のようなグランザイムが細胞内に投げ入れられると

細胞はアポトーシスをおこして破壊され消失する。


コロナウイルスによるACE2の障害

アンジオテンシン-(1-7)による
ブレーキで止めることができなくなる



アンジオテンシンⅡによる
心臓、血管の障害
と炎症の亢進

リンパ球が感染した肺胞上皮細胞を破壊

肺胞内のサーファクタントがなくなり
肺胞は虚脱
血管から滲出

ARDS
呼吸困難

 

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