α-リノレン酸(オメガ3)が多いのは、えごま油とアマニ油
< α-リノレン酸(オメガ3)が多いのは、えごま油とアマニ油 >
2018年11月21日のNHKのガッテンは、油の話でした。
油にはいろいろ種類がありますが、
番組のテーマとなったのは、オメガ3に
分類される油でした。
脂肪酸の名前で言うと、α-リノレン酸、EPA、DHAです。
α-リノレン酸は、えごま油とアマニ油の中に
たくさん入っている脂肪酸です。
α-リノレン酸は、人間の体内で作り出すことはできず、
必ず食べる必要がある必須脂肪酸でもあります。
EPAとDHAは、体内でα-リノレン酸から合成できます。
EPAは、血管がつまりにくくなるので心筋梗塞の予防効果があります。
DHAは、頭を良くするのではないかとも言われています。
魚の中には、たくさんのオメガ3脂肪酸があります。
α-リノレン酸、EPA、DHAの3つとも多いのです。
魚を食べるアザラシの体には、EPAが多くなります。
そしてアザラシの肉を食べるイヌイットの人達は
そのEPAによって、心筋梗塞の発症率が低下するのです。
オメガ3脂肪酸をとりたい時に、アザラシに魚を食べてもらう必要はありません。
アザラシに食べられる前の魚を食べればいいのです。