インフルエンザの予防接種をする理由は体の細胞内のウイルスをなくすため

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インフルエンザのワクチンは、なぜ注射しておいた方がよいのでしょうか。
現在は、インフルエンザに有効な飲み薬があります。
なのに、病気になってもいないのに予防接種をする必要はなんなのでしょうか。

タミフルなどの薬は、インフルエンザの治療薬と
呼ばれますので、ウイルスをやっつけてくれるような
感じがします。
しかし実は、現在の治療薬は、インフルエンザのウイルスが
細胞の中から外へ出るのをさまたげるだけです。
薬を飲んでも細胞の中のウイルスを破壊することはできません。

これに対して、予防接種をしておけば、インフルエンザウイルスに対する
体の免疫が強くなります。インフルエンザウイルスが
体内に入っても、強くなった免疫が戦って、ヒトの細胞の中のウイルスをなくしてくれるのです。
細菌であれば抗生物質を飲めばやっつけられますが、
ウイルスは細菌よりも手強いです。
治療薬を飲んでも、ウイルスは消えないのです。

予防接種の原理 (映像授業トライイット)

 

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