TIMCのマイクロRNAを含む乳歯歯髄幹細胞培養上清液のエクソソームの点鼻でアルツハイマー型認知症を治療できる

TIMCのマイクロRNAを含む乳歯歯髄幹細胞培養上清液のエクソソームの点鼻でアルツハイマー型認知症を治療できる

【幹細胞培養上清液のエクソソームとは何か?】

幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養する過程で得られる上澄み液であり、幹細胞そのものは含まれませんが、幹細胞が分泌した多様な生理活性物質を豊富に含んでいます。その中でも特に注目されているのが「エクソソーム」です。エクソソームは直径30〜150ナノメートルの細胞外小胞で、細胞間の情報伝達を担う“メッセンジャー”のような存在です。幹細胞由来のエクソソームには、内部にマイクロRNA(miRNA)やメッセンジャーRNA(mRNA)、タンパク質、脂質などが含まれており、標的細胞に取り込まれることで遺伝子発現や細胞機能に影響を与えます。

幹細胞培養上清液には、①エクソソーム(内部にmiRNAを含む)だけでなく、②エクソソームの外に存在する遊離miRNA、③細胞の成長や分化を促す成長因子、④炎症や免疫応答を調整するサイトカインなども含まれています。これらの成分が複合的に作用することで、組織修復、抗炎症、免疫調整、神経再生など多岐にわたる生理的効果が期待されます。

特にエクソソームは、幹細胞の性質を反映した情報を運ぶため、幹細胞治療の代替手段として注目されており、細胞移植に伴うリスクを回避しつつ、再生医療の可能性を広げています。幹細胞培養上清液に含まれるエクソソームは、幹細胞の種類(脂肪、骨髄、歯髄など)や培養条件によって成分が異なるため、治療目的に応じた選択が重要です。

★TIMCのユーチューブ動画

“2025年7月9日から開催された東京ビッグサイトでの再生医療EXPOのPHCのブースに展示された、幹細胞と幹細胞培養上清液を分別できるバイオリアクター”

【マイクロRNAとは?】

2024年、マイクロRNA(miRNA)の発見とその遺伝子制御機能の解明により、ヴィクター・アンブロス博士とゲイリー・ラブカン博士がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。miRNAは約20〜25塩基の非常に短いRNAで、タンパク質には翻訳されず、メッセンジャーRNA(mRNA)に結合してその翻訳を抑制することで、遺伝子の発現を微調整します。ヒトには2000種類以上存在し、発生、分化、代謝、神経機能など多くの生命活動に関与しています。がんや認知症などの疾患との関連も深く、診断や治療への応用が期待される重要な分子です。

【認知症には乳歯歯髄からのエクソソームを点鼻するのが最新最高の治療方法である理由】

乳歯歯髄由来のエクソソームは、アストロサイトを活性化しニューロン機能を改善するほか、アミロイドβやリン酸化タウ蛋白の蓄積による神経毒性を軽減する可能性があります。点鼻投与により嗅神経を介して脳に直接届き、血液脳関門を回避して高濃度で作用。脳内の自己治癒力を高め、認知症の根本的改善を目指す再生医療として、従来の治療法を超える革新性を持つと期待されています。

【TIMCでエクソソームの点鼻による認知症の治療を開始しました】

多摩境内科クリニックでは、2025年6月30日から、認知症の患者さんに対するエクソソームの点鼻による治療が可能となりました。

★TIMCのインスタのリール動画 ”幹細胞培養上清液のエクソソームのマイクロRNAで美容&TIMC医療”

https://www.instagram.com/reel/DLhOwpRPGZ8/?igsh=dWcxM2Jvb3EyZXFs

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【TIMCについて】

 TIMCは、多摩境内科クリニックTamasakai Internal Medicine Clinicの略です。

多摩境内科クリニックの福富院長は、2025年から、TIMCというブランド名で

幹細胞培養上清液のエクソソームのマイクロRNAによる美容と医療に参加しました。

【TIMCへのお問い合わせ電話番号】

ご希望の方は、まず、080-8056-2651に、お電話ください

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