マイナ保険証がなくても、救急患者の個人情報を、かかりつけ医に問い合わせできるフェリカ診察券
マイナ保険証がなくても、救急患者の個人情報を、かかりつけ医に問い合わせできるフェリカ診察券
★福富院長は、オリジナルのICカードを自作して会員にわたすことにしました。
マイナンバーカードと健康保険証を一体化させるマイナ保険証がスタートしました。
しかし高齢者が自分でマイナ保険証を登録するのは困難です。マイナンバーカードは貴重品なので、いつも持ち歩くのは、リスクがあります。多摩境内科クリニックの福富院長は、ソニーが開発したフェリカのICカードを利用して、表にTIMC会員証というタイトルなどの情報を印刷し、裏にQRコードを貼ったICカードを、通院患者さんにわたすことにしました。
★急変患者の身元確認
マイナ保険証については、救急患者において、そのカードで患者さんの個人情報を確認する取り組みを国が開始しました。
しかし、将来、老若男女みんなが、毎日、マイナンバーカードを持って出歩くようになるでしょうか?持ち歩きのカードは、無くしても、すぐに再発行できる安い
100円程度のフェリカカードの方がいいと思います。
もし、患者さんが町中で突然、意識を失って倒れたとします。その患者さんのポケットの中にTIMC会員証が入っていたらどうでしょうか。救急車が来て、
救急隊員がそのカードを見ると、そこには多摩境内科クリニックの連絡先が記載されています。そこに電話して問い合わせれば、救急隊員は、患者さんの自宅の情報や
過去の病気の経過を確認することができます。
★データーベース
患者さんの健康保険証などの個人情報は、クリニックの電子カルテの中に記載されています。
TIMCでは、マイクロソフトのクラウドであるワンドライブに、TIMC会員証のデーターベースを、エクセルで記録しています。そこで、ICカードのIDと患者番号が紐付けされているのです。
★オンライン診療時にネット決済できます
TIMC会員証の裏には、多摩境内科クリニックのホームページのQRコードが貼り付けてあります。PeyPeyも貼ってありますので、オンライン診療の時には、それをスマホでスキャンしてネット決済することもできます。